こんな車の補助金もあります。「CEV補助金」

今日は補助金の記事を書きたいと思います。

車関係の補助金は色々ありますが今回は【CEV補助金】
について書いていきたいと思います。

どんな制度なのか解説していきたいと思います。

・CEV補助金とは？？
まず最初に【CEV】とは何か、Clean Energy Vehicle クリーン　エネルギー　ビークルの頭文字ということになり、環境にやさしいエネルギーを使った自動車ということになります。
CEVというのはすごく注目されていて、有害ガスの排出量が非常に低く、大気汚染など問題を改善するのに非常に有効とされています。
ならみんながCEVに乗れば効果が格段に上がるのでは？と思った方もいるかもしれません。
CEV対象車を作るには非常にお金がかかってしまうのです。そうすると私たち購入者がいざ購入しようとするとき高額になってしまうんです。
そこで【CEV補助金】という制度があるんです。この制度の利用を国が進め、一定の補助金を出すことで、購入者の負担を減らそうということです。

 

・クリーンエネルギーを利用した自動車
１、Electric Vehicle 電気自動車
１００パーセント電気を燃料とした自動車。
搭載されたバッテリーを利用し走行する、二酸化炭素の排出量は０で、エンジンを搭載していないので、非常に静かに走行できます。

２、Plug-In hybrid Vehicle プラグインハイブリッド自動車
電気とガソリンの両方を使って走る自動車。
バッテリーの充電ができ、買い物や通勤は電気を利用して走行したり、長距離運転の際電気を使いきってしまっても、ガソリンを利用することで走行可能な自動車。

３、Fuie Cell Vehicle 燃料電池自動車
水素と空気中にある酸素を使い化学反応によって作られた電気を利用しモーターを動かす自動車。
走行中に排出されるのは、なんと水だけという、すごく未来を感じる自動車ですね。

４、Clean Diesel Vehicle クリーンディーゼル自動車
軽油を利用して走る自動車。
従来のディーゼル車とは違い、排気ガスに含まれている有害物質が少なく、ガソリン車よりも燃費がいい。さらに二酸化炭素の排出量も少なくなっています。

 

・補助上限と算出
CEVの種類によって補助上限と算出方法に違いがあるのに注意してほしいです。
★電気自動車
１、普通自動車３ナンバー
補助額＝一充電走行距離１km当たりの補助単価 ２千円/km × （一充電走行距離-２００）
２、普通自動車３ナンバー以外・小型自動車・軽自動車
補助額＝一充電走行距離１km当たりの補助単価 １千円/km × 一充電距離
どちらも上限４０万円になります。

 

★プラグインハイブリッド自動車
EV走行換算距離が４０km以上の車両に限定。カタログや公式ホームページなどに記載されているので確認してください。
こちらは条件を満たせば一律２０万円になります。

 

★燃料電池自動車 クリーンディーゼル自動車 電気自動車

（側車二輪自動車・原動機付自転車）
補助金額＝（X車両本体価格ーY基準額）×Z補助率
X車両本体価格　これはメーカー希望小売価格の税抜きの値になります。カタログやホームページに記載されています。
Y基準額　・クリーンエネルギー自動車と同種・同格のガソリン自動車の価格
・クリーンディーゼル自動車は一定年数分の燃料代などのランニングコスト削減想定を加えます。
Z補助率　補助すべき比率、クリーンエネルギー自動車によって異なります。
・燃料電池自動車　2/3
・クリーンディーゼル自動車　1/15
・側車二輪自動車　1/4
・原動機付自転車　1/4
上限も細かく分けてあるので見やすく改行して書きたいと思います。
・燃料電池自動車　２２５万円
・クリーンディーゼル自動車　１５万円
・電気自動車（側車二輪自動車、第一種原動機付自転車）　６万円
・電気自動車（第二種原動機付自転車）　１２万円

 

・申請から補助金を受け取るまで
１、車両の購入→登録
２、補助金交付申請書提出
３、審査→補助金交付（銀行振込）
４、車両の保持義務（３年～４年）
手順１については購入店でお話を聞いて書類を作成するのがいいと思います。
手順２，３については提出後待つだけなので特に問題はないと思います。
手順３で補助金を受け取った後に手順４の車両の保持義務が発生する点に注意してください。
登録車を手放す場合は手放す前に一般社団法人次世代自動車振興センターに書類を送る必要があります。
また、補助金の一部を返納をしなければなりません。書類を送る前に手放した場合補助金の全額を返納を求められる場合があります。
もちろん例外もあります。例えば災害などで走行不可能になってしまったり、過失のない事故で走行不能になってしまったりする場合です。

 

・最後に
非常に計算法など複雑で分かりにくい点も多かったと思います。

ＣＥＶ補助金の対象の車を購入検討の場合はご相談ください。