間もなく消費税の増税・自動車に関する税金の変化

今日は10月1日から変更になる税金についてお話したいと思います。
消費税は平成元年の4月から3パーセントで始まりました。
平成4年の4月から5パーセント。平成26年の4月から8パーセント、税率が上がるたびに、自販機の値段が10円あがりましたね。
そして、ついに明日から10パーセントになります。自販機もまた10円値上がりするのでしょうか？

やはり10パーセントはインパクトが大きいですね。
その中でも、自動車に関する税金に変更されるんです。

 

・自動車取得税が廃止されます
【自動車取得税】

（令和元年9月30日まで）とは新車/中古車問わず50万円以上の自動車を購入時に発生する税金です。
自家用車が3パーセント、事業用車/軽自動車は2パーセントです。さらにここに消費税が追加されます。
自動車取得税と消費税の二重課税だったわけです。ですが、令和元年10月から自動車取得税が廃止されます。
それに伴い別の制度導入が検討されています。【環境性能割】です。

 

・環境性能割
【環境性能割】とは自動車取得税を廃止し変わりに導入される制度です。
自動車を購入した人に対して課税する税金です。
環境性能割の税率は環境負荷軽減（燃費基準値達成度）によって
非課税、1パーセント、2パーセント、3パーセントに分けられます。また最初の一年は購入時は、基本値から1パーセント軽減されます。
（令和元年10月1日から令和2年9月30日まで）
天然ガス自動車、電気自動車、燃料電池自動車などは、非課税になります。
ガソリン自動車、LPG自動車などは
令和2年度燃費基準を＋20パーセントを達成していれば非課税
令和2年度燃費基準を＋10パーセントを達成していれば1パーセント
令和2年度燃費基準達成していれば2パーセント
それ以外の自動車は3パーセント
になります。

 

・自動車税が下がる
【自動車税】が下がるんです。年間最大4500円毎年減税されます。

（令和元年10月以降購入時）
その金額は排気量によって違うのでいくつか例を挙げたいと思います。
1000cc以下の場合は4500円
1000cc以上から1500cc以下は4000円
1500cc以上から2000cc以下は3500円
2000cc以上から2500cc以下は1500円
2500cc以上から3000cc以下は1000円
となります。2000cc以上から2500ccから急に変わる点に注意してほしいです。

 

・増税後でもお得？
消費税だけ見れば、増税前に買うのがお得ですが、増税後もそれに合わせたシステムがあるので、増税後の購入でも条件によっては大丈夫です。
環境性能割は条件を満たしていれば非課税、仮に条件を満たせなくて、3パーセントでも最初の1年は1パーセント低くなり２パーセントになります。
もし令和基準+10パーセントを達成していれば、通常1パーセントですが、非課税になります。
また自動車税も最大4500円下がるのでとてもお得に購入することができます。

購入条件によっては今まで自動車取得税がかかっているのが非課税になったら、金額が下がる可能性があります。自動車税も値引き対象になります。

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