「新型コロナが与える自動車業界の影響」と「運転免許証の有効期限延長措置等について」

１日あれば数回はコロナという単語を目にしたり聞いたりするのが日常になってしまいましたね。
そんな中でテレビでは医療や飲食、販売ではマスク、アルコール、トイレットペーパーなどの買い占めと、明らかに影響を受けているものがあります。
もちろん自動車業界も影響を受けています。なのでタイトルにある２点の記事を書いていきたいと思います。

 

・コロナの影響でパーツや部品への流通に影響
コロナの感染の拡大を受け海外で生産されているパーツや部品の流通、調達に影響がでています。
国外で生産されてる物が製造停止になり、日本まで物が届かない状況になっています。
そうなってしまうと、国内で組み立てなどを行うことができず、国内でも次の会社にパーツや部品を運ぶことができず。
車メーカー全体の生産が困難になったり、一時停止してるメーカーもあります。

今後の新車の生産は影響が出てきてます。納期遅れや、納期未定といった車もありますので、新車をご検討の方は注意が必要です。

 

・有効期間伸長について　自動車検査証　運転免許証
自動車検査証の有効期間伸長については以前記事にしたのでそちらを見てもらえると助かります。
そしてもう一つ大切なのが運転免許証です。
運転免許証の有効期限延長措置等について　(令和２年３月１３日から運用開始)
ということになっています。この対応は更新が切れそうな方と更新が切れてしまった方に対する対応になりますので、細かく書いていきたいと思います。
★免許証の更新期限が過ぎてしまいそうな方　※対象者・対象期間の拡大が行われたようです。
更新期限の前に運転免許センターや警察署等に申し出ていただくことで、更新期限後であっても３か月間は運転が可能になります。
【対象者】

免許証の更新期限が令和２年３月１３日～４月３０日までの間である方が対象となります。
　ここでポイントになるのが事前に連絡をしないといけないという点ですね。自動適用されるわけではないので、期限内に行くのが心配な方はあらかじめ連絡をしておいてください。
そしてもう一つのポイントが有効期限を３か月伸ばしてもらった後の更新についてです。
　期限を伸ばしてもらった３か月以内に講習、適性検査などの通常の更新手続きを行わなくてはいけないことですね。
そして最後のポイントです。

３か月の延長がどの日から適用されるのか、という点です。
電話をし申請を行った日なのか、それとも更新期限延長の４月３０日までなのか、こちらについては公式ホームページを確認しましたが、内容を確定させる記載がなかったため注意が必要です。
期限の延長を申請する際は、自分で申請日からなのか、更新期限の最終日からなのか確認をお願いします。
★免許証の更新期限が過ぎてしまった方
更新期限までに更新手続きを行うことができず運転免許を執行させた場合には、運転免許の失効から最長３年以内かつ新型コロナウイルス拡大の終息から１か月以内であれば、学科試験・技能試験が免除されます。
そして運転免許の再取得が可能です。

またこの場合通常の再取得に必要な手数料から減額されますので、手続きの際は係員へのお申し出ください。
ということになっています。対象になる方はコロナの影響で警察での更新や運転免許センターが開始していない間に期限を過ぎてしまった方や終息間際に感染してしまって期限が過ぎた場合には、対象となるはずです。
期限については明確に記載されていないので、終息の発表があった際は警察庁の公式ホームページを確認してもらうことになると思います。

・最後に
今はまだこれからコロナの影響がどうなっていくか不安な時期ではあると思いますが、皆さんでこのつらい時期を超えて、幸せな日々を過ごせるように祈っております。