車の下取りとは？買取と価格や流れに違いはあるの？？

車の買い替えをしようと考えたとき、下取りに出すのかそれとも買取してもらうか、どちらにするか悩んだ経験はありませんか？そもそも下取りと買取とは何なのか？また、それぞれのメリットやデメリット、価格や手続きの流れの違いがあるのかも気になるところです。そこで今回は下取りと買取を比較し、解説していきます。

【この記事からわかる3つのポイント】

・下取りと買取の違いが分かる

・下取りと買取、それぞれのメリット・デメリットが分かる

・どちらがお得か分かる

・下取りと買い取りの違いは？

下取りと買取はそもそも何が違うのかを解説していきます。

【下取り】

ディーラーで新車を購入する際に、今所有している車をディーラーが値を付け、同時に引き取ってもらうことを言います。下取りの金銭は新車の購入金額に差し引きされます。

【買取】

車の買取りとは、今まで所有していた車を買い取り専門業者に売却をすることを言います。下取りと違い、手元に現金が残ります。

 

・下取りのメリット・デメリット

【メリット】

下取りのメリットは、第一に1社で下取りから新車購入まで行うことが出来るため、手間が省けることです。車の買い替えに時間の取れない方には大きな利点です。

他にも、下取りは新車購入が前提ですので、買取では値のつきにくい低年式車（年式の古いもの）や過走行車（走行距離の多い車）、人気のない車も、買取より高価格で下取りをしてもらえる可能性があります。また、新車の値引きにはどこでも限度があるため、値引きが難しい時に下取り価格で調整、補填してくれることも期待できます。

また、次の車が納車されるまで、下取りに出す車に乗ることが出来るというメリットもあります。新車の納車には3ヶ月から半年ほどかかります。特に現在は半導体不足が原因で、新車の納期が世界的に延滞しています。常に車が必要な方には確認しておきたいポイントです。

【デメリット】

デメリットとしては、買取と比べると、下取りでは高い値が付きにくいことです。プラス査定が期待できる、人気車種や装備があっても加算はあまり期待できません。

また、新車の価格と合算した価格で提示をされるため、査定額が不明瞭になりやすいこともデメリットの1つです。

 

・買取のメリット・デメリット

【メリット】

買取の一番のメリットは、下取りよりも高額での査定が期待できることです。中古車買取業者は競争が激しく、多くの中古車を購入し、シェア拡大を図っているため、査定額は高くつきやすいのです。さらに複数の業者へ査定に出せば、査定額を比較し、最高値で売却することが可能です。

カーナビなどの装備品があればプラス査定が期待できます。下取りでは加算されない非正規品パーツでも需要や人気があれば高値になることもあり、様々な要素を判断、加味して査定をしてくれます。

また、買取から手元に現金が残ることもあります。車が不要になり売却したい方はもちろんですが、現金が今すぐ必要な方にとっては有難いメリットといえます。

【デメリット】

デメリットは、なんといっても手間がかかることです。買取業社とディーラー2社だけでなく、査定を複数にかける場合は更に労力を要します。

査定に関する点では、低年式車や過走行車、人気の低い車には高い査定が付きにくいです。また、買取は相場の変動が激しく、タイミングによっては査定額が低くなることもあります。

それから、買取には査定額の有効期限があることも注意が必要です。期間はおおよそ数週間で、次の車の納車前の売却となれば代車が必要となってきます。買取店によっては代車を貸し出してくれる店舗もありますが、貸出期間を過ぎればレンタカーも必要となってきます。

 

・下取りと買取はどちらがお得？

それぞれのメリット・デメリットを確認したところで、どちらがおすすめでお得かを考えてみましょう。

とにかく手間と時間をかけたくない、車に関する手続きもなるべく簡潔にスムーズに終わらせたい、という方には下取りをおすすめします。売却と購入が一括にできる下取りは、労力と時間の節約が可能です。忙しい方や、手間を省きたい方は下取りを選ぶとよいでしょう。

一方、少しでも高く売却し、次の車をとにかくお値打ちに購入したい、という方には買取をおすすめします。ディーラーの下取りよりも高額で査定を出してもらえることが多いです。

 

・下取りと買取の手続きの流れ

ここからは、下取りと買取をする際の手続きの流れについて解説致します。

• 業者を決める

下取りは次に購入するディーラーにしてもらうので、必然的に購入する車を決めるところから始まります。一方、買取の場合は、様々な形態の買取業社が存在するので、複数の業者での査定も念頭において、ベストな業者を選びましょう。

• 必要書類をそろえる　

車を手放すには必要な書類がいくつか要ります。自動車検査証、自動車税納税証明書、加入中の自賠責保険証明書、印鑑登録証明書、実印などが必要です。ほかにも住所を変更している場合には、住民票の写し等も必要となります。

• 査定を依頼する　

ディーラーに車を持ち込み、査定をしてもらいます。事前に査定の相場を調べておくとスムーズで有益です。

• 売買契約を行う　

査定金額に双方が合意すれば、売買契約を結びます。必要書類を提出し、契約書に署名、捺印すれば、契約が成立となり、後日入金（下取りの場合は、新車購入時に合算）がされます。

 

買取と下取りの流れは、最初の業者決めが異なるのみで、その後どちらも同じです。

 

まとめ

車の売却について、下取りと買取の違いや、流れについてをご説明しました。車種や状態によっては一概に、買取がお得！と言えない場合もあります。鷲見モーターでは、買取、下取りどちらにも力を入れて行っております。売却予定のある方、またどちらにするかお悩みの方は鷲見モーターへ1度ご相談ください！