車の購入時の残価設定型ローンって何？？

今回は残価設定型ローンについてお話をしていきたいと思います。
メーカーや利用店によって名称が残価設定型ローンだったり、残価設定型クレジットなど異なったりします。
ですが内容は同じなので名称に深くこだわらずに読んでもらえればと思います。

 

・残価設定型ローンとは？？？
残価設定型ローン/残価設定型クレジットを利用時新車を購入した時3年または5年後の下取り価格を決めます。
その価格を最終回に設定をするクレジットです。
最終回に下取りする価格を残価と設定することから残価設定型ローン/残価設定型クレジットと呼ばれます。
そのため通常の分割より約半分の支払いで車に乗ることができます。

・３年または５年の支払いを終えるとどうなるの？？？
大きく３つにわけることができます。
１、販売店に車の返却を行います。
２、一括で今乗っている車を購入できます。
３、分割で残りを払い車を購入し乗り続けることができます。

 

・残価設定型ローン/残価設定型クレジットのメリット
１、月々の支払いが通常の分割の5割から7割程度になります。
２、支払いが少ないのでワングレード上の車に乗ることができます。
３、３年または５年後に新しい車への乗りかえができる。
４、常に新しい車に乗り続けることができる。
５、もし今乗っている車がお気に入りの1台になった場合残価設定型ローンでも残りを払うことで購入ができる。
６、頭金の準備やボーナス払いはない。
などがあげられます。

 

・残価設定型ローン/残価設定型クレジットのデメリット
１、残価が保証がされてない場合、不足分を3年後または5年後に支払わないといけない。
２、残価設定型ローンで支払いを続け3年または5年後にそのまま購入を選んだ場合最終的な支払いが増える。
３、走行距離に制限が設定されている場合がある。
４、３年または５年後の査定の際に傷、汚れ、凹み等がひどい場合追加の支払いをしなくてはいけない。
などがあげられます。

 

・おすすめできる人とおすすめできない人
☆おすすめできる人
常に新しい車に乗っていたい！ワングレード上の車に乗ってみたい！こんな方には特におすすめですね。
支払いが少ないのに新しい車やワングレード上の車に乗ることができるのは大きいですね。
残価設定ローンの利用のルールさえ守れていれば特別気にすることなく新しい車を利用できます。

☆おすすめできない人
まず残価設定ローンを理解できなかった人は利用しないほうがいいと思います。
3年後や5年後の査定の際に「知らなかった」という理由ではペナルティの対象外になることはありません。
また運転に自信のない人にもおすすめできません。もし事故を起こしてしまった場合全額支払わなければなりません。
お得に車に乗るつもりが損をしてしまうこともあります。

 

・まとめ
残価設定ローンにはメリットとデメリットが複雑に関係しています。
自分が損しないためにも理解を深めたうえで利用してください。

 

 

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