安い中古車購入には注意が必要？！安い中古車の理由を見極めるポイントを徹底解説します。

中古車の購入を検討する際に、『価格』は購入の一つの決め手となるのではないでしょうか。同じ車なら安いほうが良い！と考える人もいるでしょう。しかし、安い車には安い理由があります。購入する時の価格は安かったけどそのあとに修理などの出費が必要となるという場合もあります。今回は、安い中古車を購入するデメリットについて解説します。

 

■中古車で安い車は危険なのか？

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中古車市場にはさまざまな種類の車があります。質の良い車・悪い車、年式の新しいものから古いもの、それぞれの特徴や状態により価格はそれぞれです。そのため、安い車が必ずしも危険な車というわけではありませんが、あまりに価格が安いものには注意が必要です。廃車にする費用をおさえるため、ほぼ0円に近い価格で買い取りや下取りに出す場合もあり、そのような車を購入するとすぐに故障し乗れなくなる場合もあります。

■安い車の理由

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ここでは安い価格で販売されている中古車が危険な理由について解説します。

 

①水没車

ゲリラ豪雨などで一度水につかってしまった車（水没車）だった場合…
車は一度水につかってしまうとエンジンの内部が腐食し稼働しなくなってしまいます。そういった車を使用すると、発煙が発生する可能性や、最悪の場合火災の危険性もあります。また、修理にも高額な費用が必要となるため、そういった車は廃車にし、新しい車を購入することが多いです。
しかし、中にはクリーニングなどをして販売されている車もあります。水害のあった付近の中古車には注意が必要です。

②事故車

過去に骨格に関わる部品の修理をした車（修復歴のある車）を購入した場合…
ボンネット・バンパー・ドアのみの交換は修復歴には残りません。
骨格部分を切り離して修理をする場合や、石や雪が落ちてきたことにより、車の天井部分（ルーフパネル）がへこんでしまいそれを修理する場合は、修復歴が残ります。
現在発売中のミニバン・セダンなどに採用されているモノコックフレームは、衝撃を一か所で受け止めず各部分に分散することで衝撃の吸収性を高める構造をしています。そのため、どこか一か所だけを修理し直したとしても他の部分にも影響を与えています。
修復歴のある車の場合、一定速度以上で走るとハンドルがとられ、まっすぐに走行できないことがあります。また、事故による衝撃で歪みが生じ、異音が発生することもあります。
そして何より、見た目は綺麗に修復されたものでも、一度修理したものは元通りというわけにはいきません。そのため、もし万が一事故をした際に車が衝撃に耐えきれないという危険性があります。

 

③走行距離

走行距離が長すぎるもしくは短すぎる車だった場合…
中古車は走行距離によって価格に差が出ます。人気があるのは走行距離の短い車ですが、走行距離が短すぎる車、長すぎる車どちらにも故障のリスクは存在します。
走行距離が短い車は使用された回数が少なく、あまり動かされなかった車と考えられます。そのような車が、いきなり走行することでエンジンがうまくかからない、またかたくなったゴム部品の劣化が早くなることがあります。また、反対に走行距離が長い車では消耗部品が劣化しており定期的に交換が必要になる場合があります。

 

④内装の汚れ

シートや天井の汚れのある車だった場合…
シートの汚れは見た目の問題だけではなく、衛生の観点からもよくありません。シートに付着したシミや汚れはなかなか落ちません。そのため、シートバーのついた車でも汚れを隠すためにカバーをつけていることもあります。
また、オークションなどから仕入れた車両には、たばこのヤニで天井や内装が黄ばんでにおいが染みついた車も販売されています。一度ついたにおいや汚れは落ちにくく、また内装が汚い車は大切に扱われず整備もしっかりされていなかった可能性もあります。

 

■中古車を購入する際に見極めるポイント

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安く販売されている車全てが悪い車というわけではありません。購入の際に注意すべきポイントを理解し、確認することでお得な車を購入することができます。ここでは、購入時に見極めるポイントについて解説していきます。

 

①異臭がしないか

異臭の確認は車内だけではなく、エンジン始動時やエアコンをつけた時に発生しないかなども確認するようにしましょう。気になる箇所があった場合は、販売店が十分なケアを行えていないか、ケアを行っても取り切れないほどのにおいが残ってしまっている可能性があるため注意が必要です。

 

②異音がしないか

異音にも異臭と同様にさまざまな種類があります。エンジン音・オーディオ・走行中に車体から出る音やハンドルを切る際に出る音などです。車から出る異音は車の異常を知らせる合図です。きれいな見た目の車でも、異音がする車は内装に何らかの異常がある可能性があります。
購入前に一度、試乗をして気になる「音」がないか確認していただくことをおすすめします。

 

③整備履歴は残っているか

見た目や試乗したけど安い理由がわからないという場合は、整備履歴を確認してみるのもおすすめです。履歴を見れば、過去にその車にどのような修理が行われたのかを確認することが可能です。過去に修復したことのある車の場合、その修理箇所がしっかりと直っているか確認し、修理の内容や状態が許容の範囲内であれば購入、そうでなければ購入しないようにしましょう。

 

④改造された箇所が多くないか

中古車を購入する際には、改造された箇所の有無や量もチェックするようにしましょう。車高が低すぎないか、タイヤのサイズは適切か、メーカー以外の部品がついていないか、などが確認すべきポイントです。改造箇所がたくさんある車の場合、車検に通らない可能性もあるため注意が必要です。

 

■中古車選びは鷲見モーターにおまかせ！

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中古車市場で販売されている車の値段はピンからキリまであります。今回ご紹介させていただいた通り、安い車を購入する際に注目すべきポイントはたくさんあります。安くてよい車をお探しの方は、鷲見モーターへご相談ください。