似ているようで違う、軽自動車とコンパクトカー。コストと性能の違いを徹底比較し、人気車種を紹介
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毎日の買い物や、通勤、子供の送り迎えなど、日常使いに便利なのは小さめの車。「軽自動車」や「コンパクトカー」と呼ばれますが、同じカテゴリーの車だと思われている方もいるのではないでしょうか。いざ車を購入しようとなったとき、どちらにするのかも悩みどころです。そこで今回は、軽自動車とコンパクトカーの特徴とコスト面や、性能の違いを比較し、どちらがお得で高性能か検証し、最後におすすめの車種をご紹介します。
【この記事からわかる3つのポイント】
・軽自動車とコンパクトカーの違いが分かる
・コスト面と性能面で軽自動車とコンパクトカーの比較ができる
・それぞれのおすすめの車種が分かる
目次
・軽自動車とコンパクトカーの定義
軽自動車のサイズは、全長3.4m、車幅1.48m、車高2.0m未満と決められています。排気量は660ccc以下で、乗車可能人数は4人です。
コンパクトカーは5ナンバーの普通車に属し、全長4.7m、車幅1.7m、車高2.0m未満程度です。排気量2,000c以下で5人まで乗ることが可能です。
・コストの違い(購入価格・税金・車検・保険)
・新車車両価格
軽自動車…120万円~180万円
コンパクトカー…150万円~230万円
軽自動車の方が割安ですが、ターボ付き車種やオプションによりコンパクトカーより割高になることもあります。
・税金
自動車税(年間)
軽自動車…10,800円
コンパクトカー…29,500円~39,500円(1000㏄~2000㏄)
自動車重量税(年間)
軽自動車…3,300円
コンパクトカー…0.5t毎に4,100円
年間、2~3万円の差が生じ、税金は圧倒的に軽自動車が安く抑えられます。
・燃費
それぞれの代表的な車種を比較してみました。
軽自動車
(ホンダN-BOX L)…21.2km/L
コンパクトカー
(トヨタヤリスG)…21.4km/L ※共にカタログ表記値
燃費に関しては大差ないと言えるでしょう。
・保険
自賠責保険
軽自動車…19,730円
コンパクトカー…20,010円
任意保険 年代や車種により等級が替わり、保険会社によりプランも様々なため、具体的な価格の提示は難しいですが、大概軽自動車の方が安く収まります。
・車検
軽自動車…30,000円~7万円
コンパクトカー…50,000円~70,000円
おおよその相場価格で、店舗により整備料や手数料の差があり、車の状態にもよりますが、車検も軽自動車の方がお値打ちに抑えられます。
・性能の違い (・走行性・安全性・安定性・乗り心地)
・走行性
排気量の比較値
軽自動車…660cc
コンパクトカー…1,000~1,500cc程
排気量の差は、高速道路や坂道での加速に左右し、排気量の大きいコンパクトカーの方が有利ですが、ターボを搭載した軽自動車もあり、そちらはコンパクトカー並みの排気量があります。
・安全性
衝突などの安全面でみれば、ボディの大きいコンパクトカーの方が安心です。が、最近の軽自動車は衝突安全機能や誤発進防止機能など、安全機能が充実しており、普通車と同レベルの安全性を持っていると言えるでしょう。
・安定性
スピードを出した時の衝撃や揺れの感じやすさは、ボディが大きい方が感じにくく、安定感はコンパクトカーの方が勝ります。段差などの衝撃を受けにくいのも同様にコンパクトカーです。
・乗り心地
サイズが小さく、定員4名の軽自動車は、大人4人で乗ると圧迫感を感じます。コンパクトカーの方がゆったりと座れ、長時間での運転も疲れにくいでしょう。また、エンジン音の響きによる静粛性もボディの大きいコンパクトカーの方が優れています。しかし、豊富なシートアレンジや収納スペースを備えた軽自動車も多く、ユーザーによってはそれが使いやすさや乗り心地の判断基準になります。
・軽自動車、コンパクトカーどちらがおすすめ??
コスト面を比較すると、税金は圧倒的に軽自動車に軍配が上がります。購入時の費用や、その後の車検費用やガソリン代など維持費などトータルで見ても軽自動車の方が優位といえます。
性能面では、ボディの大きいコンパクトカーの方が総合的に優位といえますが、近年の軽自動車は、コンパクトカー並みの安全性能を備え、室内装備にも力を注いでおり、言い切れない部分もあります。
・今おすすめの軽自動車3選
ホンダ N-BOX
「スーパーハイトワゴン」タイプで圧倒的な人気を誇るN-BOXは、コンパクトな見た目ながら、室内長224cm、高さ140cmの広々とした空間を持っています。普通車と同レベルの静粛性や、ホンダの安全運転支援システム
「Honda SENSING」が全グレードに標準で装備されているなど、性能の面でも優れています。中古車市場でも常に高い人気でリセールバリューが高いのもポイントです。
ダイハツ タント
タントの最大の特徴といえる、センターピラーレスのスライドドア「ミラクルオープンドア」でファミリー層に人気の車種。低床設定も兼ね備え、快適な乗り降りと広い室内空間がポイントです。助手席には30度動く回転シートが装備されており、楽に下車できます。予防安全性能やスムーズ加速など、安全性、走行性も優れています。
スズキ スペーシア
こちらもスーパーハイトワゴンタイプに属し、トールワゴンならではの大空間があります。スーツケースをイメージしたインテリアデザインも人気の理由です。2WDで22.2km/Lのトップクラスの低燃費と、内蔵モーターによりガソリン消費を抑えることが可能。再発進時や運転中の騒音を軽減した構造で運転のしやすさも魅力です。
・今おすすめのコンパクトカー3選
トヨタ ヤリス
ヴィッツの後継種として2020年に登場したヤリス。ドライブアシスト機能や歩行者検知機能といった安全性能の充実さはコンパクトカーでトップクラス、燃費の良さも世界で最上級に位置付けられます。室内は空間の広さよりも、前部座席の機能やデザイン性を重視しており、競合車種との差別化を図っています。2021年欧州・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、国際的にも高い評価を獲得しました。
スズキ ソリオ
軽自動車であるワゴンRの普通車モデルとして独立したのがソリオです。
「コンパクトトールワゴン」に分類され、スライドドアや広い開口は、子育て世代だけでなく、男性受けも良いデザイン性の高さからスノーボードや自転車など若者のユーザーにも人気の車種です。また、マイルドハイブリッドシステムが搭載され、燃費性も高いのが特徴です。軽自動車の便利さはそのままにサイズアップしたいユーザーの需要を満たした車種となっています。
日産 ノート
外部充電ではなく、エンジンで発電し、常時モーターで走る、日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載しています。そのためエンジン音が静かで、安定した走行性が得られます。また、広い室内空間と、運転支援技術「プロパイロット」や予防安全機能も装備し、バランスの取れたコンパクトカーとなっています。
まとめ
今回は、軽自動車とコンパクトカーのコストと性能の違いについて解説しました。自分のライフスタイルや車をどう使いたいか、よく考え、自分にぴったりの一台を見つけてください。選択に迷ったときには、鷲見モーターにお気軽にご相談ください。
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