自動車納期の製造減産、更なる遅れ 回復はいつ?
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先日こちらに投稿しました、各自動車メーカーの製造減産による納期の遅れ。2022年になった今でも回復の兆しは一向に見えません。原因と言われる半導体不足に対し半導体メーカーは増産体制を強化していますが、追い打ちをかけるのは新型コロナウイルス、オミクロン株の蔓延。自動車の納品の遅滞は一体いつ回復するのでしょう。さらに詳しくお伝えします。
この記事でわかること
・半導体以外に納期に影響している事柄
・各自動車メーカーの納品状況
・生産回復の時期
■半導体不足以外にも原因が
昨年度から言われている半導体不足。インターネットの普及により半導体の需要は高まるなか、新型コロナウイルスの感染拡大により世界的に拡大したオンラインの普及が追い打ちとなり、半導体不足は深刻化しました。
■半導体について詳しくはこちら
原因は半導体不足⁈ 新車納期が遅れている?
自動車製造に影響しているのは半導体だけでは無いようです。ワイヤーハーネースと言った各種ユニットのなどの部品が、コロナの影響による工場の閉鎖により製造遅滞、流通の停滞も影響し、部品不足となっています。それを受けトヨタ自動車は、全14工場28ライン中、2工場3ラインの稼働の一部停止を発表しています(2022年2月14日)。それに伴い、1月に計画発表された1100万台程度の生産計画を見直し、2022年3月の通期生産台数見通しは、約850万台となる見込みです。
トヨタをはじめ各自動車メーカーの公式サイトでは各車種の納期の目安をお知らせしています。
<トヨタ> 生産遅延に基づく工場出荷時期目処の一覧
https://toyota.jp/news/delivery/
■納期について以前の記事はこちら
■海外市場も同様の流れ
半導体不足などに起因する生産台数の減少は日本に限らず全世界で起きており、欧州市場での2021年の販売台数は2020年から1.5%減少、2018~2019年の平均からは26%も減少しているといいます。
■完全解消は2023年か?
世界中の自動車メーカーが減産に追い込まれる中、米国の半導体市場調査コンサルティング会社であるSemiconductor Intelligence(SI)は、「車載半導体の不足はますます悪化しており、完全回復時期が後ずさりしている」との分析結果を発表しています。日本でも、半導体大手のルネサスエレクトロニクスの片岡健執行役員兼オートモーティブソリューション事業本部長は「半導体の供給が正常化するのに年内いっぱいかかる」との見通しを明らかにしています。またホンダの三部敏宏社長は、半導体不足が「22年前半は影響が残る」として、2022年上期の自動車生産は依然として不透明との見方を示しています。
半導体の受託製造会社や半導体メーカーは手立てを打ち、増産体制を強化、車載半導体の不足感は一時より和らいでいるものの、まだまだ需要に追い付いていないのが現状です。ルネサスの片岡執行役員は「22年前半に回復させるのは難しい」とみており、正常化には年内いっぱいかかるとの見方を示しました。
車載半導体の生産は優先され、供給量は回復傾向にあるものの、正常化までには時間を要するもようです。気になるお車は鷲見モーターまで早めのご相談を!
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